ハロウィンのころだが

もう15年以上そのままにしている菊が今年もたくさん咲いたので、切り花にして玄関に活けておいた。
はじめは僕が茎の長いまま「投げ入れ」状態で置いていたが、少し萎れてきたころ(3-4日後?)、家人が切り戻してくれたら、また元気になった。それがこの画像。

ハロウィン・コスプレのリラックマは、オークションで新品200円也。「きのこdeハロウィン」というタイトルが付いていた。「ハロウィンに間に合って本当によかったです」と出品者からメールをもらった。
オークションにもいろいろな人や業者があるものだが、この方はとてもよい対応の方で嬉しかった。
菊も、花瓶がそんな風であるためかもしれないが、静物画のようで、眺めていて良い気持ちだった。家人は、自分のセンスが良いのだ、と言うかもしれないが、たしかに僕が投げ入れておいたときより数段良いように思う。携帯電話のカメラで撮ったら、手前の菊がボケ気味で、後ろのリラックマにピントが合ってしまった。ちゃんとデジカメで撮れば良かったな、と後悔。
菊はもう、すべて枯れてしまったが、長持ちして10日以上楽しませてくれた。来年用に、このあと適期を調べ、根分けをしてやろうと思う。

古いと高い、のだった

今流行(はやり)の言い方なら、「古(ふる)っ」「高っ」、と言うのだろうが、DDR PC2700 200pin 1Gメモリは案外値が張る。ノーブランド(バルク)品で良いと思っているので、探した結果、ヤフーのwebマーケットに出店している上海問屋で、ヤフーポイント付きで1枚1,954円のものがあった。これを2枚注文していたのが昨日届いた(画像のもの)。
 メモリの増設は慣れたが、その「慣れた」と思ったところが油断で、バッテリーを外しておくのを忘れて交換してしまった。やけに早くできたな、と手順を振り返ってミスに気がつき、しまった、と不安になったが、ちゃんと認識してくれていたのでホッとした。毎回、メモリ交換後にマイコンピュータのプロパティを開き、数値を確認するまで心配だが、今回届いたメモリもエルピーダ製だったので、同一品が2枚でもあるし、まず大丈夫だろうとタカを括っていた。この辺がミスの要因だろう。バッテリー外し忘れが影響しなくて良かった。

 これでメモリは512M→2Gになり、なにかと早くなったし、ネットも一度に複数画面を開けられる。何時代の話でしょうか? とおっしゃる向きもあろうが、今回のノートは、これでまず完成、としておこう。あとはデータの入れ替えをして、前のノートのHDDに空きを増やす作業をすればおしまい。
不満を挙げれば無いこともないが(音声に雑音がときどき入る、とか) 、例によって、「まあ、こんなところで良しとしましょう」、だな。今は忙しいので、HDD交換はひと仕事終わってからとしよう。

またノートPCを購入

 ストアからメールマガジンが来て、以前に買って今も使っている富士通FMV-830NU/Lが4,980円ですよ、と知らせてくれたので、思わず買ってしまった。それがこれ(前に掲載したものとほとんど同じだが、画面が少し大きくなっているのが額縁部分の幅でわかる)。

 先に購入したものも4,980円。DVDマルチに換えて、メモリは2Gにし、外付けのメディアとして12G分フラッシュメモリが刺さっている。HDDは20Gと、現在では最小の構成だが、画像処理といったものはしないので、普段にはこれくらいあれば、まあ僕の用途には充分だ。
 新たに買ったものは、ドライブはDVDコンボだがそれで充分だし(先のノートに加え、地下の分も1Fの分もデスクトップPCはDVDマルチだから)、画面がだいぶ明るくてきれいだ。15インチでXGAだそうだ。先に買ったものは、14.1インチでバックライトも疲れているのか、少し暗かった。
 メモリは今回も512M→2Gに増設することにして、最も安かったネットショップ・上海問屋に1Gを2枚注文した。ノーブランドで1枚1,950円ほどだが、ヤフーショップで買うとさらに数十円分ポイントが付き、安いことになる(なんてケチなんだろう。これも「仕末」といえるのかな?)。

フェイスブック(FaceBook)への招待

喪失感にかまけていると、他者との関係まで喪失することがあり、それがまた他者に新たな喪失感を生むという、意味の無い不具合の連鎖も生じる。考えるところもあり、招待に応じてみたら、プロフィールを書くのだそうだ。好きな本は?、とか、好きな音楽は?、とか訊ねられるのに答えて行く。記入したのが画像の本。

1970年1月20日刊/ヴェド・メータ著/河合秀和訳/みすず書房発行。Webで参考画像を探したら無かったので、自分のものを撮った。副題に「現代イギリスの哲学者と歴史家」とある。表紙の絵は「バートランド・ラッセルさまざま」とあるが、様々感があるようでもない。
この本を読んだのは高校附属の「図書館」(図書室ではないところに先人の教育熱の高さがあったのだそうだ)で、71年の初夏だった。読んでいると、同級生の女の子が来て、萌黄色の木漏れ日を浴びながら、図書館2Fのバルコニーで、人間の運命について、あるいは運命論の可否について、ひそひそと話した。ちっとも哲学的ではなく、青春期にありがちなこと、だった。この子は、秀才で派手系のたいへんな美人であった。もうちょっと違う話をすれば良かったのに、馬鹿じゃなかろか、と思うのは今だからで、今の歳でもたいがいの男女は馬鹿になる。
この本の本文扉には、画像のように記してある。

そこで、『ハエとハエとり壺』を読み終えると、「世界の名著」シリーズの棚から該当本を抜き出し、トラクテータスを読んだ。図も載っていたので、それまで写した。
別の同級生の女の子に本を読んだ話をすると、フッサールを読め、という。仕方がないので、厚いほうと薄いほうとに取り組んで、へとへとになったが、忘れてしまった。この子は先の女の子と市内の双璧をなす、たいへんな和風の美人で、秀才かつ意志堅固だった。つらつら思うに、妹の力と言おうか、精神年齢の男女差と言おうか、経験から深く頷くことが多い。
僕の持っている本は東京で買った古書だが、表3の対向ページに万年筆の青い文字で、15,March,1971、と書き込みがあるから、僕が田舎の図書館で読んでいた2か月前位に購入されたようだ。みすず書房が出した時には650円だったが、アマゾンでの古書価格をみたら、\10,000〜とあった。そんなはずも無いと思うが、少し高すぎる値付けじゃないだろうか?
だから、「好きな音楽は?」という質問には「僕の好きな先生」と答えた。秋岡先生の「タバコと絵の具の匂い」がとても懐かしく思い出されたからだ。この曲も高校時代から好きだったが、そんな先生が実際にいて、後年会えるとは夢にも思わず、ついウロウロと道草ばかり食っていた。
山村暮鳥の「手」という有名な詩に、「しつかりと にぎらせたのも さびしさである/それをまた ひらかせたのも さびしさである」という一節があり、FaceBookの招待に応じたのも、寂寥感と喪失感とを感じているのかもしれない人の波長に影響されたのかもしれない。

喪失感の連鎖−内と外


生き続けるということは、失い続けることでもあり、それを割り切って生きるのが良い大人、ということになっている。子どもは別れを寂しがって泣くものだが、大人もことの大きさによっては泣いたりする。割り切りは人を救うが、忘却を生み、忘れてはいけないことまで思い出せなくなってしまう。その辺の戸惑いを笑ったのが赤塚不二夫で、天才バカボンのパパのセリフ「忘れようとしても思い出せないのだ」である。

秋岡芳夫先生はショートホープ愛好派で、僕がタバコを切らすと、ホレッと一箱下さって一緒に吸ったものだ。ショートホープ以前はパイプタバコだったようで、それは先輩に聞いた。目黒区美術館で回顧展が開催されている。
美術館と同じ敷地に有る区民センターでは画像のようになっていた。

この囲いの中にいる人の額には喫煙者と刻まれた赤い星でもついているのか、と思いながら、秋岡先生の遺品と遺業とを見た後、そこで一服して帰った。この日はショートホープにした。何も言いたくない。

プリント類の整理をしていたら

以前に出力しておいた、オーディオアンプやPCを水で丸洗いする方法のブログ記事が出てきた。
http://bluecatmike.blog102.fc2.com/blog-entry-10.html
用意する道具はほぼうちにあるものだから、ノートPCの清掃はこの方法にしてみようと思った。
ただし、水分を残したまま通電したらお陀仏だから、乾燥には慎重を期したい。

いろいろ済み

デスクトップPCにUSBの無線LAN子機(バッファローのWLI-U2-KG54L/オークションで500円)を取り付け、メモリを2Gにし、普通にyoutubeも見られるようになった。

カードタイプ子機より感度が落ちる、というネットでの記事も見たので案じていたが、電波強度は「強い」で、90%を超えていたので安心した。
メモリは1G×2にしておいた。hynix PC2-6400U-666-12 というもので、これも1枚平均750円で落札した。メール便だったから、80円で届いた。エスプリモは蓋を開けるのが簡単で良い。ここですよ、と矢印まで付いている2ヶ所のネジを回して抜けば、あとは簡単。当分これでやってみよう。