今度は東芝ノートPC dynabookに

卒業した子供が帰ってきて、ノートが遅くて、という。dynabookJ63 173C/5 JC5S8EKW
入学の時には、512Mもあれば充分だろうと思っていたが、動画も音楽もどんどん増えて、セキュリティソフトを入れると重くてなかなか動かない、らしい。
起動してみると、メモリを増設した僕の古い富士通ノートよりはるかに遅い。2倍は時間がかかっている。
調べてみると、アマゾンで1Gのメモリが送料無料1,500円(新品)であった。
それが、Kingston 1GB 533MHz DDR2 Non-ECC CL4 SODIMM KVR533D2S4/1G 。
先日富士通ノート用に買ったものは、1Gで送料無料の2,780円だったから、嬉しくなってすぐ注文した。
月刊少年ジャンプがスポッと入りそうな大きなダンボール箱で届いた。開けてみると拍子抜けするほど小さな名刺サイズのメモリパッケージが、動かぬように厚紙に固定されて入っていた。配達の速さと荷の大きさに驚いた。
結果的には、この増設は上手く行かなかった。意気銷沈。かえって子供に慰められる始末。
その夜、もう一度調べなおして、
"BUFFALO ノートPC用増設メモリ PC2-5300 (DDR2-667) 1GB D2/N667-S1G/E"
を、アマゾンに注文し直した。今度は送料無料で1,980円(新品)のもの。あくまでも「廉価」にはこだわった。
それがこれ。

先ほど大きな箱入りで届き(また速くて驚いた)、早速増設に着手。

バッファローの増設トライ1回目−認識せず
またダメだった。落胆・絶望しかけたが、10年前にMacのデスクトップでやらかした経験をふと思い出した。
自分で増設したメモリを認識してくれないのでサービスセンターに本体ごと送ったら、「メモリが中でハズれてましたー」という返事。本職がしっかり挿してくれて、無事メモリが2倍になって帰ってきた。64Mが128Mになって喜んだものだ。
うたた今昔の感に堪えない。今は2Gとか4Gが当たり前だもんなあ。当時、そんな数字はハードディスク容量だった。

増設トライ2回目−みごと認識!!
どうもスロットBは入りが渋いな、と思い、もとから付いていた512MをスロットBに回し、新たに購入した1GをスロットAに慎重に、しかし力強く奥までグイッと挿してみた。フックもきれいにパチンと嵌まった。
マイコンピュータにやっと1.5Gと出て、dynabook J63が劇的に速くなった。あ〜、良かった。
最初からこれにすればもっと良かった、と失敗後の常で、ちらと思った。

しかし、アマゾンでキングストンメモリを購入した人たちのレビューを見ると、型の違うdynabookで何人も成功している。認識しなかった、という例もやはりあるが。
僕の取り扱い方に何か不備があった、挿し込み方が下手だった、ということかもしれない。
仕様に合わない(動作保証のない)メモリを取り付けると、オレンジのPower LEDが点滅して警告し起動しない、と取り扱い説明書にあるが、そういう状態にはなった。
買ったものをムダにしたくもなく、ちょっと悩むが、1G2枚挿しにも改めて挑戦してみたい。

難題は、実はまだある。無線LANの入りが悪いとも言っている。
子供が無線LANルーターWHR-G54Sを持って帰ってきたので、同じものが2台となった。
ということは、リピーター機能(WDS)を使って中継すれば電波が強くなる。
1台目のG54Sはすでにうちで働いているが、2台目の設定やあと何かほかのものが要るのか、まだ良くわからない。
延長コードや強化アンテナで対応できたら楽で良いが、どうなることやら。