適合したのかしないのか?

昨日、東芝のノートPCにはメモリ増設ができた。
しかし、安さにつられて購入したキングストンメモリ1Gは結局それには使わず、浮いてしまった。
もったいない、どうにかしたい、と悩んでいたら、思い出した。
うちにはもう1台、東芝ノートと製造年の近いノートがあった。上の子供が使っている富士通FMV-NB50Sである。
これに使えるんじゃないか?

さっそくバッファローの適合メモリページで見てみると、この富士通ノートに使えるのは、
D2/N533-G1G DDR2 533MHz SDRAM(PC2-4200) 200Pin S.O.DIMM
というメモリだった。
このメモリは数日前にも、東芝用の適合品を調べていて見たメモリだ。
これと同じようなものが、つまりはキングストンのメモリで、バッファローのメモリよりさらに安かったので飛びついてしまったわけだ。
再び書いておくが、下記のものだ。
Kingston 1GB 533MHz DDR2 Non-ECC CL4 SODIMM KVR533D2S4/1G
それを取り付けるノートPCはこれ。液晶画面がピカピカで綺麗だ。

思い立ったが吉日で、バッテリーやマウスをはずし、裏側にあるメモリスロットのカバーを開けて、空いているBスロットにグイッと取り付けたらピッタリ嵌った。
動いてくれよ、と祈りつつ起動ボタンを押した。東芝ノートでは、ここで動き出さなかったのだ。
FMV-NB50Sは、何事も無かったかのように動き出した。Windowsが立ち上がりましたよ、というメロディがなんとも嬉しい。
またまた、やったね! と、内心わくわく。完全に立ち上がったのでマイコンピュータのプロパティで全体の構成を確認したら、メモリ量が1.5G相当分になるはずが、1G分しか認識していない。
増設メモリの、Non-ECC、というのが何か引っかかっているのか、同じ容量の2枚挿しでなければこうなるのか、もうお手上げ。
更新してくれという修正プログラムを入れ、XPをSP2からSP3にして終わりとした。
メモリが倍にはなったので、少し速くなったが、期待したほどではなく、心は不完全燃焼気味。
しかし、無駄になったかなとガッカリしたメモリは、ちゃんと仕事を始めてくれたわけだから、これにはホッとした。
パソコン関係のことは、技術や製品が次々新しくなるので、何週遅れかでペタペタ走っている僕には結局わからないことばかりだ。