ちょっと元気に、やる気も出てきた

 仕事も暮らしもパソコン群も、なにかと問題の多い日々で、町の自治会の会計係になったりしたものだから、余計に気分が沈んでいた。不思議なもので、悩んでいた仕事に一応のケリが付いたら、他の懸案事項にも前向きに取り組む気持ちがどうにか湧いてきた。
 そこに飛び込んできたのが、安いノートパソコンを買いませんか、という中古PCオークション業者のメールで、結局また無事に落札できてしまった(4,600円也)。13,3インチ画面のFujitsu FMV-S8300 というもの。コンパクトなのは良い。これに惹かれたのは、CPUがPentium M740(1.73GHz)という点と、OSがXPpro、HDDが40G、DVDコンボドライブでPCカードスロットもある、といった装備のためだ。

 ポートリプリケータ付き、とあったが、それがなんだか良くわからなかった。受け取ってみて、家で使うときの色々な端子がついたプラスチックのアタッチメントだ、とわかった。外部モニタなどを繋ぐポートやら何やらあるが、なによりありがたかったのは、これを装着していると(本体背面に)ヒールを高くした靴のようなもので、キーボードの奥が持ち上がり、机との間に少し隙間ができることだ。冷却にはいくらか良いだろうと思う。1-脱着用のものかな? 2-電源プラグ差込穴 3-マウス用のポート 4.5.6-外部モニタとかLAN接続用の端子らしい 7-USB2.0用ポート 8-ファクスモデム用かな? 9-本体との接続用端子だろう。

 このほかにUSBはリプリケータの右端切り欠き部分から本体にある端子に一つ接続できるようになっている。リプリケータを装着して奥が少し持ち上がっていると、キーボードが打ちやすい。キーのタッチはとても良い。
 メモリが512Mしか積まれていないので、例によって増設。まだ修理にかかっていないdynabook J61 のメモリがDDR2 PC5300(PC4200互換)で同じだったことを思い出し、たしかそちらを2Gに増設しておいたはずだ、と裏蓋メモリ部を開けて見てみたら、512Mが2枚だった。少し当ては外れたが、そういうことには慣れている。挫けることもなく、移植してS8300を1Gとし、増設は終了。ついでUSB無線LAN子機をセットし、ドライバその他をインストールして、プロバイダに無事繋ぎ(AOSSで)、ネット環境に入れた。無料のセキュリティ・エッセンシャルズを入れる前に、XPをSP2からSP3にアップし(アップしないとエッセンシャルズが入らない)、1回目のスキャンも終えて、オフィスを入れて終了。
 今回、やや工夫したのは、外部スピーカーが無線LANの信号を拾って雑音を出すのを回避することで、USB延長コードを使って子機をPC本体および外部スピーカーと少し離した。こんなことで効果がどれくらい出るのか、と自分で試してみながら疑わしかったが、雑音は出なくなった。このPCは、もともと無線LANを内蔵しているのだが、子機を使ってみた。
 J61のCPUファン清掃は差し掛けだが、FLORA270Wのために、Pentium M740 (CPUファン付き)を520円で入手した。またすぐに仕事がいくつか入ったので、初めてのCPU交換作業に直ぐ取り掛かれるかどうかはわからない。まあ、なんとかなるだろう。