本が出た

知人に東販のポスレジ・データの見方を教わり、今日覗いてみたら、「売れ行き」ランキングの 84/約25,000 位だった。
関ヶ原の戦いは書いてみたかったので、楽しい仕事だったが、よくわからないことも多々ある。また、取り上げたかったが紙数の都合などで収録できなかった人物もまだまだたくさんある。それらの人物やことがらについて、また改めて書ける機会をつくりたいと思う。
 豊臣秀吉織田信長のビジョンを彼なりに実現した人物だった、と思われるが、信長の大陸進出構想まで真似たので、晩年は自分も一族も諸大名も悲惨なことになった。信長が本能寺で死なず、自分で大明入りの行程を指揮していたら、また秀吉とは異なる展開になったのだろうか?
 やはり、疲れきった明智光秀の謀反があったかもしれないし、別の思わぬ人物が叛旗を翻したかもしれない。それが家康で、秀吉に討ち取られたりしていたら、江戸時代もなかったことになる。ずいぶん違う日本になっていただろうが、どんな日本か、人間の想像力の限界も感じるくらい、わからないな。