家に帰ると

家人がチラシを持って寄って来て、「これうちのじゃないかな?」と聞く。
見ると、リコールのお知らせチラシで、「新聞に入ってた」とのこと。確かに5年ほど前にリサイクル店で買った遠赤外線電気ストーブの色違いが掲載されている。それがこれ。うちのはほとんど黒に見えるグレー。

物置から出してきて背面の製品名と型番を見ると、たしかにリコールの該当品だった。
1,500円くらいで買った覚えがある。それを「2万円で引き取ってくれるんだって」という。
「なに?? 2万円??」。
驚いてしまった。
私「電話してみなさい」家人「喜んで」てなもので、体育の日の連休明けに「デンソー」の子会社に引き取られていった。
リコールの理由は首振り機能を使い続けると接触か何かの不具合が出て、故障や発火の惧れがあるというもの。うちではほとんど首振り機能は使わず、ガスストーブだけではなお寒いときのみ補助暖房として使っていた。強力なので、さぞかし電気代もかかるだろうと用心して。
引き取ってもらって数日経つが、あのストーブを買ったのがアタリだったのかハズレだったのか、すとんと腑に落ちる結論は出せないままだ。