カセットテープも良いものだし、ストックもたくさんあるので。

コンパクトなカセットデッキが欲しかった。ネットを見て、オークションで中古を購入した。デンオン　DDR−M7　というのが500円だった。電源入るが動作未確認なのでジャンク品扱い、というもの。送料の方が高くなるのもムダなので、クルマで引き取りに行った（画像は出品者のページより拝借）。
4日後の今日、梱包を解いて、まずテストテープをいきなり鳴らしてみた。だいぶ音がこもって感じられたので、テープを取り出し、クリーニングテープ（SONYの湿式）を入れて止まるまで往復回す。続いて消磁テープを入れて短時間回す。再度テストテープを入れて見ると、すっきり鳴り出した。充分クリアー。
トレイ式だがトレイの出入りもきわめてスムーズ。これは助かった。
繋いだのはケンウッドのCDラジカセ MDX-G2。これはCD読まないジャンク、ということで1,000円で手に入れたもの。MDは生きている。普段はこれに、「CD読まず／1,500円」の現状からピックアップ清掃であっさり甦ったSONYのCDデッキを繋いで仕事のBGMにしている。MDX-G2のAUX側にはそのままステレオミニプラグを挿しておいて、ピンプラグのほうをデッキのラインアウトに繋ぎ換えるだけだから、僕でも悩まない楽な手順だ。これでなんとかBGM用に、CD MD カセット ラジオ放送 のどれでもが楽しめるようになった。MDX-G2は近接鑑賞だから充分な音がする。ラウドネスに設定しているし。
まあ、冷静に考えれば、XPpro／DVDコンボドライブのノートを持っているのだから、そちらで新たに楽しむようにすればいいのだが、遅れているほうが好きなので、そちらはおいおい手を付けたいと思う。

＊デッキの中に「グレイ/パフィー」と書かれたテストテープが入っていた。前の持ち主が抜き忘れたのだろうか？　清掃後、そちらもかけてみたら「カニ食べ行こう」「白のパンダ」とか歌いはじめて、きらきらした音だった。僕のテストテープの「ブルーコメッツ・ベスト」より、よほどはっきりした音だった。録音が古いからなあ、ブル・コメは。