初日近し

板柳の方からメールをいただいた。
寒いそうで、リンゴの剪定が億劫とのこと。
そうだろうなあ。たくさんのリンゴの木があるんだろうし。

新聞を見ると、カトちゃんは横山君に2番負けて、魁皇に叱られたそうだ。
幼稚園児が、「あっ、お茶漬けの!」と言ったとたんに緊張したらしい。
まことに現代では得がたい人間だ。緊張しても良いと思う。
世慣れて、人波をスイスイ泳げる人間ばかりが人を安心させたり、
救ったりするわけではない。
高見盛が勝つたびに私も救われたような気になるのは、似たような人間
だからだろう。
世の中、他者への信頼が薄くなって行くばかりだし、あれほどの真剣さを
自身の中にも他者の中にもなかなか見なくなっている。